食健康科学教育研究センター
群馬大学
NATIONAL UNIVERSITY CORPORATION GUNMA UNIVERSITY

センター紹介


OVERVIEW

センター長挨拶

群馬大学食健康科学教育研究センター長
粕谷 健一

粕谷健一

群馬大学食健康科学教育研究センターは、群馬県の主要産業の一つである食品産業について、農作物の6次産業化に資する研究や、より高付加値な高機能食品を生み出すための研究を推進し、併せて、食に関連した健康増進に関わる研究にも取り組んでいます。

さらに、食品と健康に関わる分野の教育を、学生・社会人に提供し、これらの高度な素養を持った各分野の実務家及び研究者を養成することも目的としています。

もちろんこのような活動は本センターだけでできるものではなく、多くの企業、行政の方々の協力は不可欠です。

そこで、本センターが地域の中核教育・研究機関として、オープンイノベーション協議会などの枠組みを通じて、地域産業や地方公共団体と緊密に連携することにより、地域食品産業のより一層の高付加値化に取り組んでいきます。

地域食品産業の高付加値化に関心のある方は、是非何らかの形で本センターの活動に参加いただければ幸いです。

概要

群馬大学食健康科学教育研究センターは、「食と健康」に関わる研究の推進及び専門人材の育成により、大学の教育研究及び社会貢献活動等の向上に資するとともに、地方公共団体及び地方産業界等と連携して、地域産業の振興及び社会における健康増進に寄与することを目的として、平成29年12月1日に群馬大学が設置した研究組織です。

背景・取組

群馬県は農業が盛んで大消費地の首都圏と近接し、食品産業が県内の工業出荷額の2番目に位置しているなど、食品産業は地域にとって重要産業分野の一つとなっています。また、近年の食品業界のニーズは「安心・安全・美味しい」に留まらず、国民の食に対する健康志向の年々の増加を受けて「健康・美容」などの展開が図られており、食の機能性のエビデンスベースでの評価等による高付加価値化への取組は益々期待されています。

このような地域・社会の動向を背景として、センターでは、地方自治体及び産業界等と連携しながら、こんにゃくなどの群馬県の伝統的な食品をはじめとして県内で生産される農作物(残渣)の高度化、県内農作物を用いたエビデンスベースの高機能食品の開発など食を通した産業の振興及び食を通した健康寿命伸長等を目指して、「農」の要素も取り込みながら、シーズ開発、共同研究を推進するとともに、これらに資する人材育成に取り組みます。

社会的意義

ニーズを基にした研究やオープンイノベーションによる成果を地域産業界へ還元します。
また、食健康科学の課題解決に資する総合的な科学リテラシーを持った高度専門職業人を育成するとともに、社会人の学び直しの機会として、リカレント教育の提供により、地域食品産業界が抱える諸問題の解決に貢献します。

研究シーズ集

センター教員の研究内容をご紹介した研究シーズ集をこちらからダウンロードできます。

群馬大学食健康科学教育研究センター シーズ集 PDFファイルが別ウィンドウで開きます